2017.09.9〈高知〉 2017年 オレンジリボン たすきリレー
高知オレンジリボンキャンペーン(講演会及びたすきリレーの実施)について
1 趣 旨
児童虐待に関する相談件数は増加の一途をたどっており、子どもの命が奪われる重大な事件も起こっています。 こういった状況において、児童虐待問題は社会全体で早急に解決すべき課題となっています。 高知県内でも平成26年12月末、3歳女児が母親と叔母から暴行を受け亡くなるという痛ましい事件が発生しました 。二度とこのようなことが起こらないためにも、虐待の発生予防、早期発見、早期対応が重要です。 これらの総合的な支援や対策には、子どもや子育て家庭に携わる援助関係者や地域の人々の理解を深めていくことが 不可欠です。 このため高知オレンジリボンキャンペーン実行委員会では、児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンをベースに、 家庭や学校、地域など、社会全般にわたり児童虐待問題に対する深い関心と理解が得られることを目的とした オレンジリボンキャンペーンを行います。 高知オレンジリボンキャンペーンは今年9回目を迎えます。 また今年度は「子どもの虐待防止推進全国フォーラム(主催:厚生労働省)」が高知県で開催されることから、 フォーラムのオープニング前に初めての試みであるオレンジリボンたすきウォークを行います。 また幡多地区に杉山登志郎先生をお迎えし、児童虐待予防に関する講演会を行う予定です。 以上を11月の児童虐待防止推進月間に向けて実施し、他の虐待防止関連行事との相乗効果を図りたいと考えています。 さらに、年間を通じてオレンジリボンキャンペーン活動を各種イベントに参加するなどして行うことで、 一層充実した啓発活動を行います。
2 期 間
平成29年10月1日(日)~平成29年12月31日(日)
3 内 容
(1)児童虐待防止推進月間事業
① キャンペーンメインイベント
○講演会
講師 浜松医科大学 児童青年期精神医学講座客員教授 杉山 登志郎先生
◇演題 「発達障害と愛着障害」
◇日時 平成29年10月14日(土)
◇場所 四万十市社会福祉センター2階大会議室
○オレンジリボンたすきウォーク
◇日時 平成29年10月28日(土)
◇場所 帯屋町を中心とした高知市内のルート
【スタート/ゴール地点】 高知市文化プラザ かるぽーと
② 高知県庁児童虐待防止横断幕掲示(平成29年11月1日~11月30日)
(2) 年間を通しての事業
①啓発ポスター、チラシ等の作成及び配布
②オレンジリボングッズによる啓発
・ポケットティッシュ、シールなど(配布)
・ピンバッジ、ボールペン、缶バッジ、タオル、マグネットなど(寄付金を頂いた方に贈呈)
③各種イベントでの啓発活動
・講演、子育て相談
・パネル展示
4 主 催
高知オレンジリボンキャンペーン実行委員会
高知県社会福祉協議会・高知県児童養護施設協議会・高知県児童家庭支援センター協議会
○実行委員長:谷本恭子(高知県児童養護施設協議会 会長)
5 共 催
高知県
6 後 援 (予定)
県内各市町村、高知県教育委員会、高知県保育士会、高知県警察、高知県民生委員児童委員協議会連合会、 高知地方法務局、高知県人権擁護委員連合会、高知県少年補導育成センター連絡協議会、高知県里親連合会、 認定NPO法人カンガルーの会、全国児童家庭支援センター協議会、子どもの虹情報研修センター、 高知県市町村社会福祉協議会連絡会、高知弁護士会、高知県医師会、高知大学、高知県立大学、 高知学園短期大学、高知県立幡多看護専門学校、高知医療学院、高知県医師会看護専門学校、 高知県医師会准看護学院、高知福祉専門学校、高知リハビリテーション学院、 土佐リハビリテーションカレッジ、平成福祉専門学校、龍馬看護ふくし専門学校、四万十看護学院、 NHK高知放送局、KUTVテレビ高知、KSS高知さんさんテレビ、RKC高知放送、高知新聞社、朝日新聞高知総局、 毎日新聞高知支局、讀賣新聞高知支局、産経新聞社高知支局
*高知オレンジリボンキャンペーン2017は高知県福祉活動支援基金の助成を受けて活動しています*