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2020.06.28高知オレンジリボンキャンペーン2020 実施要綱

高知オレンジリボンキャンペーン2020 実施要綱

1 趣  旨

児童虐待に関する相談件数は増加の一途をたどっており、子どもの命が奪われる事件も起こっています。さらに今年はコロナウイルス感染の拡大が社会全体に大きな影響を及ぼしています。経済の落ち込みやDVの増加等、そして、そのしわ寄せを一番に受けてしまうのが子ども達です。今、子どもたちの安心、安全が脅かされています。

子どもや子育て家庭への支援が児童虐待を予防することに繋がります。虐待の発生予防、早期発見、早期対応のために子どもや子育て家庭に携わる関係者や地域の人々の理解を深め、今以上に子育て家庭にあたたかい地域を実現していくことが望まれます。

このため高知オレンジリボンキャンペーン実行委員会では、児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンをベースに、家庭や学校、地域など、社会全般にわたり児童虐待問題に対する深い関心と理解が得られることを目的としたオレンジリボンキャンペーンを行います。

12回目となる今年度は講師に(独)国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センターの木下あゆみ氏をお迎えし、高知県の西部地区と東部地区において講演会を行います。またオレンジリボンキャンペーン広報活動として“SNSでつながるオレンジリボン”を行う予定です。

以上を11月の児童虐待防止推進月間に向けて実施し、他の虐待防止関連行事との相乗効果を図りたいと考えています。さらに、年間を通じてオレンジリボンキャンペーン活動を各種イベントに参加するなどして行うことで、一層充実した啓発活動を行います。

<オレンジリボン運動について>

2004年に栃木県小山市で3歳と4歳の兄弟が父親の友人から何度も暴行を受けていました。その顔を見たコンビニ店員が警察に通報し、一旦は保護されながらも適切な措置が取られなかったために再び暴行を受け、幼い命を奪われる痛ましい事件が発生しました。

2005年に栃木県小山市の「カンガルーOYAMA」という団体が、二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込め、子ども虐待防止を目指したオレンジリボン運動が始まりました。オレンジ色は里子である子供達が選んだ色です。

オレンジリボンには『お話ししましょう、気持ちを分かち合いませんか。自分の気持ちに気付くことは子ども虐待の予防につながります』というメッセージが込められています。

<児童虐待防止推進月間>

厚生労働省は、2007年から11月を児童虐待防止推進月間と定め、全国各地でオレンジリボンキャンペーンをすすめています。

2 期  間

令和2年9月1日(火)~令和2年12月31日(木)

3 内  容

(1) 児童虐待防止推進月間事業

①キャンペーンメインイベント

○講演会

◇講師  (独)国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

小児アレルギー内科医長 育児支援対策室長 木下 あゆみ氏

◇演題  (仮)「子どもを虐待から守るために私たちができること」

◇会場  ①西部会場(須崎市立市民文化会館)

令和2年10月9日(金)14:00~16:00

②東部会場(のいちふれあいセンター内・香南市中央公民館)

令和2年10月10日(土)14:00~16:00

〇SNSでつながるオレンジリボン

◇日時 令和2年10月25日~10月31日

・SNS(Twitter, facebook,インスタグラム)にて、ハッシュタグ「#高知県オレンジリボン2020」をつけて、メッセージを投稿してもらう。

・SNSで情報発信を行っている市町村には、期間中に同ハッシュタグをつけた投稿にご協力頂き、児童虐待防止への思いをつなぐ。

②高知県庁児童虐待防止横断幕掲示(令和2年11月1日~11月30日)

(2) 年間を通しての事業

①啓発ポスター、チラシ等の作成及び配布

②オレンジリボングッズによる啓発

・ポケットティッシュ(配布)

・ピンバッジ、ボールペン、缶バッジ、タオル、マグネット、Tシャツ、ポロシャツなど(寄付金を頂いた方に贈呈)

③各種イベントでの啓発活動

・講演、子育て相談

・パネル展示

4 主  催

高知オレンジリボンキャンペーン実行委員会

高知県社会福祉協議会・高知県児童養護施設協議会・高知県児童家庭支援センター協議会

○実行委員長:田村 壮児(高知県社会福祉協議会 会長)

5 共  催

高知県

6 後  援  (予定)

県内各市町村、高知県教育委員会、高知県保育士会、高知県警察、高知県民生委員児童委員協議会連合会、高知地方法務局、高知県人権擁護委員連合会、高知県少年補導育成センター連絡協議会、高知県里親連合会、認定NPO法人カンガルーの会、全国児童家庭支援センター協議会、子どもの虹情報研修センター、高知県市町村社会福祉協議会連絡会、高知弁護士会、高知県医師会、高知大学、高知県立大学、高知学園短期大学、高知県立幡多看護専門学校、高知医療学院、高知県医師会看護専門学校、高知福祉専門学校、高知リハビリテーション専門職大学、土佐リハビリテーションカレッジ、平成福祉専門学校、龍馬看護ふくし専門学校、四万十看護学院、NHK高知放送局、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、RKC高知放送、高知新聞社、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、讀賣新聞高知支局、産経新聞松山支局

*高知オレンジリボンキャンペーン2020は、高知県社会福祉協議会の高知県福祉活動支援基金事業及び

公益財団法人 資生堂社会福祉事業財団の助成を受けて活動しています*

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